2021年03月29日

顔が売れる時代

うっせいうっせいうっせいわ、うっせいうっせいうっせいわ、



今大ヒットしているAdoさんの”うっせいわ”

うっせいわ.jpg

18歳の女子高校生だという以外には詳細は知らされておらず・・・
もちろん顔出しもNG。


初めてミュージックステーションに出演した際には顔がわからないようにピントがずらされていた。
というまさかの徹底ぶり。

ティックトックでブレイクしたひらめさんもそう。



TV番組のインタニューでは、お顔の部分にアバターが配されていた。

同僚のパティシエの方々は、彼女が有名人になったことを知らないそう。


彼女の歌に魅了された方々は、どんなお顔なんだろう?
隠されると、余計に興味が増してくる。
そんな心理ってあると思いませんか?

そういえば、最近は、お顔を出さずに、年齢や性別さえも明かさずに作品だけでブレイクする方々を多くお見ううけします。

SNSでの拡散があるからこその現象。

前日のAdoさん以外にも・・・
ヨルシカ、まふまふ、神様、僕は気づいてしまった
・・・

わたくし、この記事を書く際に初めて知ったのですが、ヒット曲を多数持つGReeeeN素顔を公開していなかったんですね。

ALL SINGLeeeeS ~& New Beginning~(通常盤) - GReeeeN
ALL SINGLeeeeS ~& New Beginning~(通常盤) - GReeeeN

現在別の職業を持ちアーティスト活動を行っていたり、自らの日常を切り離したいと思う考えからの選択。

多くは、そこに起因していると推測しますが、結果的に、そこが魅力の1つにもなっているんじゃないかな?

作品だけなら、受け手がより自分に近付けて意識することも出来るんじゃないかと思う。

自分の身近な所に、実はすごい人がいたりして・・・
そんな可能性も、その作品をより近く感じさせてくれる要素になりえると思いません?

まふまふは、去年東京ドームでの単独ライブを計画。
全席を完売させたけれど・・・
残念ながら、ライブ自体はコロナ渦で
中止になってしまいました。



彼女たちは、普段は顔出しはしていないけれど、ライブに来てくれたお客さんだけに、その素顔を見せる方針だそう。

これって、すごいマーケティングだと思いません?
顔を売る

昔から、そんな言葉がビジネス上でも重要だといい続けられてきています。

でも、まふまふみたいなアーティストは、本当に顔が売れるのです!


さて、そんな傾向が顕著な今。
今まで顔を出していた人が、今後出さなくする。
そんな逆のスタンスを発表する人が登場しました。


オリエンタルラジオの中田敦彦さん。

私は、つい数日前に知ったのですが・・・
3月12日、彼が運営するユーチューブチャンネルで衝撃の発表を行ったの。



※ NAKATA TALKS
【重大発表】中田敦彦からご報告があります!

なんと、彼は今月で顔出しを止めることを宣言したの。

これまで通りYouTubeは続けるし、時にはテレビにも出演することになるのだろうけれど・・・
顔は出さない。
その代わりにアバターで対応を行うというのです。

これって、すごい戦略!
正直、今まで散々顔をだしてきて知られた顔が見られなくなる。
そんな決断は初耳で、
本当に、すごい!
とわたくしが感じたようにうまく推移するのかどうか?
読めないところもあるのですが・・・

中田氏のトライアルがうまく行けば、
多くの著名人がこれに続くことになるんじゃないか思うのね。

アバター=キャラクターが認知されれば、その場所に彼自身がいなくてもプロジェクトが成立する。


オンタイムでも、同時期に様々な場所に出現することを可能にしてしまうわけです。

自分の分身を、いくらでもコピーして必要な場所に送りこむ。

スタッフがいれば出来うることですよね?

なんか人間が、意識になるみたいな宗教的な意味合いとも通じる感じがわたくしにはするのね。

さらに、今後彼のお顔が日常的に見れなくなると・・・
お顔の視聴権利にプレミアムがついてくる。

彼が顔出しを今後行うのは彼が主催するオンラインセミナーのみなのだとか・・・

そうなると、彼の信仰者は、ぜひとも、そのサロンに入会しようと願うだろうし・・・
その会員費をアップすることも簡単。

昨日もアーティストまふまふの方針に関して、私見を述べさせて頂きましたが・・・
顔が売れるんです。

それも、めちゃ高く・・・

今までメディアで、目に馴染んだルックスのいい
そんな著名人の方々のお姿。
やっぱり見たくなりますもの。

完全に触れる機会がないわけではなく、声を聞いていたり、文章を読んでいると・・・
やっぱり、そのお顔は見たくなってしまう。

昔よく効果的だと言われたチラリズムの電脳版ですね。

※ 若い方はチラリズムなんて言葉は知らないのでしょうけれど。

今後、中田さんの動きを注視してから、そう考えて見せ方の変更を検討している
そんな方も多いと思いますが・・・

この流れは、進んでいくんじゃないかな?

ただ、著名人ではなく、ネットビジネスを行う際には、しっかりと顔をだして、信頼してもらう必要が、まだまだ今の時代は必要だと思います。


天才の証明 - 中田 敦彦
天才の証明 - 中田 敦彦


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posted by Kaolu A at 19:04| Comment(0) | マーケティングインデックス! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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