いつものように、パンコーナーとお惣菜コーナーをチェック。
定価から値引きシールが貼られている商品の中で目にとまったのが”さつまいもの天ぷら!”
めちゃくちゃサツマイモが大好き!
というわけではないのですが・・・
そのビッグサイズに心を奪われた。
サツマイモを輪切りにして衣をつけて揚げる。
ずっと、そんな調理方法しか頭の中で思い描くことが出来なかったのですが・・
縦にカットするという選択肢もあるのね。
そのような切り方をすると、商品それぞれの面積が違ってくるし、端の部分は使用できない。
実際並んでいるさつまいも天ぷらの大きさはまちまちだったので・・・
一番広い側面商品をカートにいれました。
なんか、普段目にする、いも天より随分楽しいし、
食べてみたくなると思いません?
今まで、常識的に行ってきた作業。
そのやり方を少し離れて見つめてみると、今までとは違った商品が出来上がる
そんな可能性が結構あるかも!
随分昔の話になりますが・・・
テレビ番組の企画で一流シェフが、人気のない飲食店を繁盛店に変える!
そんな企画が放映されていた。

料理の鉄人大全 - 番組スタッフ
依頼主は、閑古鳥が鳴くステーキ店。
作戦を仕掛けるのは、フレンチの鉄人、
ラ・ロシェルオーナーシェフ坂井宏之氏。
彼が依頼主に提案したことで、わたくしが覚えていることは2点。
付け合わせのコーンを、ちゃんと調理しなさい!
依頼主は、それまで、付け合わせのコーンを缶詰から、そのまま鉄板にのせていたのね。
たかがコーン、されどコーン。
坂井氏は、しっかりとバターで味付けをして、火を通して加えるべきだと指南。
そして一番メインのアイディアに、当時わたくしは相当に驚いた。
牛肉のカットの仕方を変更すること。
従来依頼主は、一般のステーキ店が行うのと同様に面積が広くなるようなカットを行っていた。
これを、その半分の面積で、2倍のサイズでカットしたの。
つまり表面積は少なくなるけれど・・・
分厚いお肉が目の前に登場する!
調理に要する時間は今までより、かかるだろうから、負担は増えるけれど・・・
こんな切り方をしない他のお店と大きく差別化が出来るというわけ。
使用するお肉の量は従来と同じ。
今現在、そちらのお店がどうなっているのかは、全く知る由もありませんが・・・
当時は、変革後には、多くのお客さんが店を訪れ、売上も以前とは比較できないほどの増収だったそうです。
いつも行っていること、見ているもの。
それを当たり前だと思わないで・・・
少しひねくれて考えてみる。
視点をずらしてみる。
そうすると、同じ商品でも、見られ方が、大きく変化することだってあります。
ちなみにですが・・・
売れる商品を開発するうえで・・・
下記の書籍は、かなり役立つと思いますわよ!
→ Choose 新しいビジネスで勝つための最強の選択術
/ ライアン・レヴェスク
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