
こんな美味しい商品が1コイン味わえるなんて・・・
そう感動はしたものの・・・
あなたは、その商品を定価で食べに行きましたか?
先日投稿した、チカラめし記事を記述している途中で、こんな疑問が生じたのです。
わたくし自身は、答えはNo。
美味しかったけれど、それは500円に対しての評価・・・・
実際値段を知らされないで試食。
また食べたいかと?問われると、ぜひ、また訪れたいと答えていたでしょう。
でもね・・・
販売側がキャンペーンとは言え、500円で提供されると・・・
その値段が、消費者の脳には強く刻まれる。
この商品を○○円で食べた。
これは、販売者自身が、自らの商品価値を下げているといわざるを得ません。
わたくし個人の意見ですが・・・
例えば、OPENキャンペーンで、味に絶大な自信があるのなら・・・
無料で提供する。
そんな思い切った方法を強くお勧めします。
もちろん、相当な赤字になるわけだけれど・・・
広告費用と考えれば、悪くないのでは?
いくらキャンペーンの特価。
そんな位置付けであったとしても、その値段で食べた方にとっては、大幅な値上げ。
チカラめしが、普及するまでの特別単価として設定した売価。
この戦略は間違っていたと思う。
だから、今こんなに店舗が激減している。
無料なら、その商品価格は、知らされるまではインプットされることはないし・・・
いくら払った。
その強烈な事実は残らないの。
さらに今の時代、無料で食べられる!
なんてショッキングな情報はSNSで広く拡散される。
無料で、お店の名前を知らせることが出来るんです。
例えば3日間の無料キャンペーン。
結果、リーチした見込み客の数を想像してみて。
そこにかかるはずだった広告費用と、人件費、食材費・・・
多分、思いきった施策の方が支出は少ないはず。
今は亡き、マーケティング界のグル、ダン・ケネディーも下記のマーケティングバイブルで
無料キャンペーンを推奨している。
※ ダン・ケネディが教える小さな会社のためのマーケティング入門
人気書籍定価3800円が、今なら無料!
その経費は受け入れられないというのなら・・・
商品価格を下げるのではなく・・・
トッピングを無料にするとかデザートをプレゼントするとか・・・
とにかく、自身で商品の価値を最初に値引き金額で提示するのは・・・
絶対にやめた方がいいと、わたくしは思うのです。
新型コロナ感染者が拡大していて・・・
オフィス街でなければ、大きな影響を受けているかもしれない。
今まで通りだったら売り上げは減る矢印。
なにか、そこで考えられることはいくらでもある。
お客様に喜んでもらいながらも・・・
自店の価値を下げない方法がね・・・
上記の書籍を参照すれば、様々なヒントが得られると思いますよ。
お客様目線を失っている経営者が多いとわたくしは感じているので・・・
少し離れたところから、自分のサービスを見つめてみて!
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