♪ サ・サ・サ・サ・サ・サ・ル・ル・ル・ル・ル・ル・ル・ル・ル・ル・ル・ル・ル
耳に残る”渚のシンドバッド”の替え歌をパフォームしているのは大人気の2人!
渡辺直美と指原莉乃!
東京電力エナジーパートナーのCMです。
ガスもおまとめで、ガス基本料金が、3カ月無料になるというキャンペーン。
このCM煩雑にオンエアされていることもあり、とってもわたくしの脳に印象が残っているのですが・・・
それは、様々な疑問があることにも原因があるの。
なぜ、ピンクレディーの”渚のシンドバッド”を元曲として選んだのか?

渚のシンドバッド
携帯電話CMの一休さんのように明らかな必然性は感じられません。
夏にぴったりで、2人が踊りながら歌うというシチュエーションには適しているということなのかも?
そして、それよりも何故?と強く違和感を持つのは・・・
この歌の歌詞。
最後のサビの”あー渚のシンドバッド”の部分が・・・
このCMでは”ル・ル・ル・ル・ル・ル・ル・ル・ル・ル・ル・ル・ル”
と表現されているの。
すごく勿体なくない?
最初はナレーションをしっかり聞かせるために、あえて意味のない歌詞を選んだのかとも思ったのですが・・・
改めて動画を確認してみると、ナレーションの始まりは、ほぼ歌の終了部分。
一番印象に残るはずのサビの部分を一番伝えたい形にするのが、一般的な方法なのですが・・・
まとめて3カ月ガス無料♪とかね・・・
その後の男性のナレーションで、キャンペーン概要が説明されるのですが・・・
あまり頭に入ってこない。
せっかくの大スター2人が出演しているのだから、彼女たちから、そのメッセージを発信した方が刺さると思うのです。
上記の手法・・・
あえて、これらの違和感を発生させるために計画されたものなのか?
あるいは、単純に制作者が、ど素人だったのか?
本当のところが、とても気になっていたり。
制作者はプロだから、この本読んでいるはずなんだけどなぁ・・・
※ 『現代広告の心理技術101』
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