
集客は主にチラシ。
1人で飲食店を運営。
4か月前、チラシを打ちました。
ポスティングに5000枚。
これならお客さんが殺到するだろう!
と期待・・・
チラシを出した日
お客さんが来すぎて、せっかく来てくれた人を断らないといけなくなってしまうんじゃないか?
忙しくなりすぎて、人が足りなくなってしまうんじゃないか?
お客さんがたくさん来ることを 想像して楽しみにしていたのに・・・
いつまでたってもお客さんが増えることはない。
大量に発注した食材もほとんど余っている。
いつもより多めにシフトを組んだ店員は、みんな暇そう…
貴重なお金も溝に捨てることに。
でも、今は違います。
チラシを打てば ・・・
チラシの費用を回収できるくらいの お客さんが新規で来店。
リピートもしてくれるので 次回来店時から利益に直結。
お金にも余裕が少しずつできて 休みの日にセミナーに行ったり 本場イタリアに新しいレシピを探しに行ったり。
この4ヶ月の間で何があったのでしょうか?
チラシをどんなふうに変更したのでしょうか?
何を書いたのでしょう?
人間の行動心理を徹底的に研究し『現代広告の心理技術101』ではこんな手法が紹介されています。
お客に“前もって”競合が話しそうなことを伝え、そのあとに自分たちにしかできないことをアピールする
つまり、他の店が言いそうなことを、あらかじめ伝えておき、それに対する反論を用意する。
そのあとに、自分たちにしかできないことを アピールするのです。
では、イタリアンレストランの店長であるあなたは、お客にどのようなことを“前もって”伝えた?
この本の著者なら、こんなメッセージをチラシに載せるでしょう。
きっと他の店はあなたに
「うちは新鮮なモッツァレラチーズを使っています」
と言うでしょう。
でも、
「大きなビニール袋に入ったチーズを大量に買って使っている」とは言いません。
私たちは、毎朝モッツァレラチーズを手で刻んでいます。
他の店はあなたに
「薄くてパリパリのタイプか、厚めのふわふわタイプの生地かを選んでくれ」
と言うでしょう。
でも、
「冷凍のピザ生地を買って前日の夜から解凍している」
とは言いません。
私たちは、生地を毎日手作りしています。
ここでのポイントは、他店が大きくアピールしている部分を
先に伝えることです。
そして、その裏側を伝えてあげること。
お客さんは、そんな業界の裏側を教えてくれた親切なあなたに好意を持ち、来店してくれることでしょう。
もちろんやり方を間違うと反感を買うので慎重に…
これは、101個の効果実証済みのテクニックのたったの1つにしか過ぎません。
101個の中から、2つか3つ、使えそうなものを使ってみてください。
きっとあなたのビジネスを伸ばしてくれるでしょうから。
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