こんな折込広告を朝日新聞の間に見つけちゃいました。
商品がたくさん羅列されていたり、住宅のイラストにキャッチコピーがたくさん記載された中に
こんな真っ赤なチラシが。
強烈な赤はそれだけでもインパクトがあるのに、
広告主も訴求内容も全く分からない。
折りのあるB3サイズの広告なのだけれど、裏返してみると、こちらも鮮やかな赤色。
よくよく見直してみると紙面の隅っこに広告主と思われる白抜きの社名ロゴが記されているの。
これは開いてみちゃうわよね。
通常はこの両面の目につくところに一番伝えたいイメージがキャッチコピーをおくものなのだけれど、
皆無。
もちろん広げて見ないわけにはいきません。
普通、何枚も新聞に挟まれている通常のB3チラシは自分の興味のあるカテゴリーのものしか
OPENしないと思うの。
この奇抜なアイディアは開封率を相当にあげることに加えて
その後に中を確認した際の情報を強く脳にインプットすることに成功していると思うのです。
パチンコ屋さんのOPENのチラシでした。
新聞広告の紙面では、まれに著名なブランド企業が新聞紙面の印刷部分をあえて
少なくして、メッセージを購読者に探させて印象つけるという手法をとることもあるけれど、
こちらの場合はショッキングレッドのインクですものね。
パチンコ店の販促担当者のアイディアなのか、広告代理店の担当者のものなのか?
消費者心理を見事に利用した作戦ですわぁ・・・
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