Take sad song and make it better.
Remeber to take her into your heart.
Then you can start it better.
世代を問わず誰もが耳にしたことがあると思われるビートルズの曲がCMから聞こえている。
そう言えばビートルズの曲ってCMで使われることが非常に多いような。
まず有名ってことが一番だけれどシンプルで親しみやすいメロディーは
企業側のメッセージを軽やかにのせられやすいんだろうね!
ちなみにこの曲以前Kaoluのあるある大日記の記事で取り上げたことがあるけれど、
暗にドラッグのことを歌っているらしい。
→ヘイ・ジュード記事
そしてそんなダークな部分が無意識に人の注意を引き付けるの潜在意識の権威は語っていた。
このCMのディレクターもそんな効果を期待してこの曲を使用したという側面もあるのだろうか?

ビートルズに限らず、最近のテレビCMでは過去のヒット曲が利用されることが多い。
特にオリジナルのパフォーマンスではなく、歌詞を変えたりアレンジを買えて別の表現者が歌っているもの。
最近ではSMAP主演のソフトバンクCMが印象的だよね!
背景に流れるノリノリの音楽は俺が子供の頃に親しんだドリフターズ”8時だよ全員集合!”
の中のコーナーで歌われていた”ドリフ早口言葉”
あのスピーディーなバックののって早口ことばをラップ調に口から飛ばし、競い合うというもの。
当時まだ全然ラップなんて音楽カテゴリーが知られていなかったような時代だからその先見性はすごい!
ザ・ドリフターズ ベストコレクション

あの歌はドリフターズの専属作曲家の方のオリジナルかと思い込んでこんでいたんだけど、
今回この記事をアップするにあたってネットで調べたらアメリカに元曲があるそうな・・・
→DON'T KNOCK MY LOVE
知らんかった!
Diana Ross and Marvin Gaye

他にもイモ欽トリオがヒットさせたハイスクールララバイ。
”100%”
イモ欽トリオ&わらべ ゴールデン☆ベスト~欽ドン!欽どこ!?秘蔵っ子!!~

C+C Music Factoryの
”Everybody Dance Now”が”見たことないよ♪”
これは原曲に気が付かない人も多いだろうな〜”
Gonna Make You Sweat

あと安心パパの”はじめてのちゅう”
キテレツ大百科というアニメの主題歌だけれど、
ここのチュウの部分を商品名にあわせてキスと歌っているのだけれど、なんとも響きが悪い。
特に原曲のチュウという耳心地を知っている俺にはあれはチュウだからメロディーがいきるねん!
クレームの1つも言いたくなってしまうのです。
はじめてのチュウ

こんな古い歌は20代の人々は知らないだろうけど、
原曲を知らなくても印象に残るメロディーは不滅ということなんだろう。
最近の音楽って昔に比べると進行が複雑になっていたりでCMの短い時間で効果を挙げるには不向きとも言えそうだし。
もちろん元の曲を知っている少し上の世代にはより強烈なインパクトを残すことになる。
以前は消費の多くは若い層に依存されていた部分があったのが、
少子化と若者の貧困化で従来より高い年齢の層を改めて広げるしかないと商売を上向きにする方法はないと判断したのかもね。
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