届く、当てる、的を射る。―エンゲージメント時代の広告心得帖

広告業界に働く人にとってはAIDMAって言葉は聞いたことがない人はいないはず。
確か俺も前の会社に大卒で入社した際に講義を受けて気がする。
A=Attention
I=Interest
D=Desire
M=Memory
A=Action
今まで何の疑問も持たずにこの法則を信じ込んできたわたくしでございますが・・・
この説が提唱されたのは、1955年なんだって・・・
当然のことながら当時はインターネットなんてないわけで、
そんな周囲の状況が大きく変わっている中で現代に同じ説が通用するわけない!
確かに・・・ごもっともです。
今は必要な情報はいつだってネットで検索できてしまうから
メモリーする必要なんてないんだね。
ネットで即購買出来ちゃうからDesire=Actionとも言えるかも・・・
この広告業界では誰でも知っているAIDMAは現在は過去の遺産になっているようだ。
電通の登録商標ではあるけれど、AISASというのがある。
A=Attention
I=Interest
S=Search
A=Action
S=Share
確かにこの時代、こっちの方がしっくりくるよね!
さて情報が氾濫する現代。
その情報のうちのどれ位が実際に使用されるんだろう?
なんてデータもこの本では紹介している。
広告主が広告の効き目が薄くなった!
という声をよくきくけど、
これほど情報があふれ出してくれば当然のこととも言えるよね。
2008年に出版された書籍だけど、結構俺が気がつかなかったことを教えてくれたよ。
一応広告業界にいながら、そこまで広告に詳しくない俺みたいな人にとって
是非目を通しておいた方がいい書籍でございますわ。
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ラベル:届く、当てる、的を射る。 AIDMA