ネット口コミでサクラ暗躍 請負業出現
結構便利なネット上の口コミが「サクラ」だったら。やらせ書き込み業者が口を開いた。朝日新聞デジタル 11・3
ある「営業資料」がネットに流出した。
「クチコミを活性化して、潜在顧客の関心を喚起します」。東京都内のネット関連会社のもので、依頼で「やらせ」書き込みをすることが赤裸々に記されていた。ネットでは、「ビジネスとしてのやらせは悪質」と批判が集中した。
俺たちがいろいろな消費行動をする際にネットの口コミ情報をチェックすることは多い。
特にある程度まとまった金額と交換する場合には余計に慎重に情報を集めることになる。
企業からの発信はいいことしか教えてくれないから、実際に使用したり経験したり人の生の意見の方が参考にしたいもんね。
だけど誰でも書き込める口コミ。
この情報が利用者の意見とは限らないということをついつい忘れてしまいがちなんだわぁ・・・
販売側が消費者を装ってコメントを入れているケースもある。
ただこういった行為が発覚した場合は企業のイメージは大きく損失し、商品が全く売れないという事態に陥ってしまう可能性も大きいわけ。
過去にも有名な企業が自社で消費者を装ったブログを立ち上げ問題になったことがあるもんね。
さて今回の朝日新聞の記事によると、
専門にでっちあげのお勧めコメントを月何回の取り決めで契約をアプローチする会社が増えているんだとか。
ということは俺たちが参考にしている口コミサイトの中にも相当数そんなコメントが混じっている可能性もあるわけだ。
そんな業者って堅気の企業ではないような気はするけれど、
業者曰く どこでもやっていることとのこと。
しかも驚くほど高いこの契約料金は記事にもあるように、
これを払わなければ逆にでっちああげの悪い評判を口コミするぞ!
って脅しが暗に含まれているんだろうね。
口コミサイトで企業は無料で評判を広げられるチャンスを手にしたのに、
堅気じゃない企業も同時に無料で広告主を脅すツ―ルを手に入れたというわけだ。
なんか皮肉なものだよね!
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ラベル:ネット口コミ サクラ暗躍