新製品(とは限らないけど)の味を実際に確かめてもらって、知ってもらおうというキャンペーンね。
そこで実際食べてみて
”これは美味い!”

となると購入に結びつくケースは多いんだろうし、何より実際に試してみるのが一番!
どんなにその商品の情報がマスコミに氾濫していて評判がよかったとしても、
その食品が自分の舌が気に入るものかどうかは実際に食べてみるまではわからないもんね。
だけどスーパーの試食コーナーは子供たちや、おじさんたちが一気に群がってすぐになくなって本当に購入しそうな顧客の口にはなかなか入らないというデメリットがあったり。
さて、でかいビッグストアでは多くの集客があるから、通りかかった顧客に試食を薦めれば相当な数の人々が味体験出来るわけだけど・・・
(前述の通り、ほとんどが無駄なコストにはなるんだけど・・・)
ビッグストア程集客がない専門店ではそうはいかない。
1日に店に訪れる客の数が圧倒的に違うわけだから・・・
専門店の場合はそこで買い物をしようかと検討している人じゃないと入店しない。
つまり訪れた人の全てが見込み客。
その見込み客を増やすことが売り上げを増やすことにも繋がるよね!
味に自信のある食品店だったら、
一口でも自信の味を食べてもらいたい!
さて随分と前置きが長くなったけど、
こんな通常のキャンペーンを行っているパン屋さんを発見したよ!
あんぱんで有名な(?)銀座のキムラヤ。
朝の通勤の際にこのお店のチラシとあんぱん半分を配っているのを見かけたんだよ。
配布方法は、よく見かけるティッシュの配布と同じ。
違うのは1個ずつの手渡しの準備に時間がかかることと、配布員の年齢層がティッシュよりは高いこと。
1日一体何個のあんぱんが必要なんだろう?
だけど告知のための広告費をフリ―ペーパーや、交通広告で実施することを考えると実際はこちらの方が安くあがるのかもしれない。
すごく基本的な方法ではあるけれど・・・
あんぱんの手渡しなんて初めて見かけたからびっくりしたよ。
それにマス媒体に比べると広告接触率は低いけど、深く印象に残すことが出来るもんね。
食べてみると、このアンパン確かに美味いんだ。
一緒に配っているチラシにはクーポン券も印刷されているし・・・
この原始的ではあるけれど、地道な広告活動は
実はとっても効果があるんじゃないかと思ったんだよね。
もしもこの無料アンパンを試してみたいんだったら、
築地あたりを朝9時頃にうろついてみては?
どこで、いつ配布しているのかは俺の知るところでは当然ないけどね・・・
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