ミスタードーナツとモスバーガーのコラボキャンペーン商品第2弾が先週発売になった。
第一弾のホットチキンパイとホットチキンバーガーよりはずっとお互いの会社イメ−ジを喚起させる商品。
さてモスのドーナツバーガーは昨日食べてみたんだけど、意外にこれが美味かったんだ!→実食レポドーナツバーガー

だけどせっかくコラボってうたっている位なんだから、2社がお互いの技術を持ち合ってつくった商品を食べてみたいのはあたしだけ?
例えば、ミスドの甘くないドーナツにハンバーグパティをサンドしたもの・・・
これ・・・サクサクジューシーで絶対に美味いと思わない?
あるいはパティや野菜をクラッシュしたものを練りこんで揚げたドーナツ。
こういう商品の方が驚きとともに話題になると思うんだけどなぁ〜
さて現在は辻希美と矢口真里が出演するTVCMをよく見かけるけど・・・
このコラボ商品第2弾が公式に発表されてからも、この商品の概要がなかなか見えてこなかったんだ。
情報を小出しにして、全部を見せないことによって興味を煽る方法でティーザー広告とも呼ばれている。
昔のバットマンの映画プロモーションなんかもこれにあたるよね。
最近では松下電器が、LUMIXシリーズでこの手法を用い、
広告画面でステージの幕が上がるまで あと〇時間〇分と表示し、視聴者を待ち遠しい気分にさせている。
さて話を戻してモスドの広告。
手法としては非常にうまいやりかたではあるんだけど、マックのクウォーターパウンダーのキャンペーンのようにコピーが大げさなんだ。
(マックほど広告予算は使っていないけどね・・・)
デザインが非常に楽しく仕上がっているモスドのページを見てみると、こんなコピーが・・・
最近、想像を裏切られていないという方に朗報です。
こういう商品の出現に、たくさん拍手を送れる国でありたい
君は想像できるか。ドーナツバーガーと聞いて。
こんなの見たことない! こんなの食べたことない!
などなど・・・
クウォーターパウンダーにそっくりの強気の攻めコピー!
しかし発売前に、このコピーで散々期待を煽っておいた割りには登場した商品がインパクトなさすぎな

あの煽り方は何だったわけ?
最近、想像を裏切られていないという方って言うか・・・もっとすごい新しい商品かと思ってました。
ということで・・・商品の全体像が見えてくると今まで散々盛り上げてきた強烈なコピーも色あせてくるわけで・・・
しかもこの2社の創造性はこの程度のものなのかというマイナスのイメージを俺みたいに感じちゃう人も多いんじゃない?
ティーザー広告って効果的ではあるけれど、オチが弱いときにはあんまり使用しない方がいいんじゃないかと俺は思ってしまうのです。
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