バリューコマースのアフィリエイトイベントEXPO2008を訪れた際に
出展ブースの1社である日経BP社様から名刺と交換に特別編集版日経ネットマーケティングの冊子を頂きました。
日経ネットマーケティング
その巻末のキーワードのページに興味ある記事を見つけたんだ。
知っておきたいキーワード
行動ターゲッティング広告
BTA(Behavioral Tageting Ad)
ネット利用者の閲覧ページや検索キーワードの履歴に基ついて感心分野の広告を配信。
自社商品に関心を持つ人を追いかけ、先回りしてピンポイント配信する攻めの広告手段だ。
どんどん広告は責める方向に進化しているよね!
前に俺が記事としてアップした未来の広告に対するイメージもどんどん現実化してきているように思う。
通常広告主は自社商品に関連深いサイトや特集記事に広告を掲載するけど、
当然その枠は人気だし、競合状況も激しい。
しかし、ターゲッティング広告の場合は他の特集掲載面でも興味をもっているであろうターゲットに個人的に広告を見せ付けることが出来るんだ。
閲覧者にしても有益な情報であると同時に、(それよりももっと)、より多くの露出を期待出来るクライアント、特定の商品と結びつきにくいコンテンツをもったサイトにとっても広告スペースを売りやすいということになり、みんなが喜ぶ画期的な手法。
この冊子の中ではBIGLOBEにおいて実施されたターゲッティングを設定した場合としなかった場合のクリック率の差を数字で紹介している。
車関心層に対する広告で最も反応が高かった車種はターゲッティングをしなかった場合と比較して
4.1倍もの数字を弾きだしたそうである。
この広告に必要なのは個人履歴情報、検索エンジンサイトでも属性情報。
パソコンに保存されたクッキーをサーバー側が読み込んで分析するんだって。
ん〜なんかパソコンを立ち上がるとWINDOWSの向こう側から、俺をよく知っている人がこの情報を送れなんてロンドンハーツのドッキリ企画みたいに指示しているみたい。
今後もますますネットの利便性は高まっていくと思うし、ますます細分化する個人の欲求に対して広告も細分化していくんだろう。
さらにネット社会だけに留まらず、このネット情報が将来的にはそのままリアルな生活にも影響してくるんじゃないかと思う。
スーパーや専門店など、どの企業も競合と差別化し、アプローチが増えるごとのお得感を与えるようなカードなり、システムを導入している。
この顧客情報をカードのICチップに保存して、店内に入る際に読み込むことが出来ればリアルなお惣菜や野菜売り場でもそれぞれの個人用のお勧め商品を提示することが出来るんじゃないかな?
なんかマイノリティーレポートに描かれたような未来がどんどん現実になってきている。
このネットでの行動ターゲッティング広告の記事を読んでそんな未来に思いをはせてしまったのでした。
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2009年01月18日
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