当時はそれぞれのデスクにパソコンなんかなかったなぁ・・・
もちろん電子メールなんてないし、宅ファイル便のような便利なものもなかったから・・・
とにかく資料はクライアントのもとへ届けるか郵送するしかなかった。
計算するにしても電卓を叩いて、何回も検算して提出。
なんて便利でスピーディーな時代になったことでしょう!
10年前に1時間かけて行なっていた作業を今はパソコンなんかのツールを使用してものの5分で終わらせたりすることが出来るもんね。
売上や扱い高は増えても、作業は効率化されているから
必要とされる労働力が減るのも納得。
仕事の進め方は随分と変化してきているよね。
営業職というと従来は交渉力だったり、情報収集力だったりが最も大切な要素だったけど、現代社会においては多くの分野においてパソコン知識のレベルの差が出来る営業マンとそうでない営業マンの差になったりしている思う。
どれだけ自分が持っているツールを使ってスピーディーに情報を収集、加工、提案出来るか?
よりそのスキルの占める割合が多くなってきていると感じるんだ。
広告業界にしてもそう。
クライアントを説得させるにはより詳細なデータと裏付け、技術が必要。
先月参加したバリューコマースのアフィリエイトイベントEXPO2008、日経BP社のブースで頂いた日経ネットマーケティングを読んでいると、特に広告の分野に関してはどんどん変化が起こっていて、どんどん新しい知識を吸収していかなければ提案なんてしていけないことを思い知らされる。
ネットストアの活用、店舗連動型SNS ,ランディングページ最適化など様々な自社サイトの改良とアイディアによって売上を伸ばした企業の例が紹介されていたんだ。
どんな広告も最終的には情報が最も並べられている自社サイトへの誘導が必要となる。
さらにそこから販売増に結びつけるためのストーリーが続く。
最終着地点(実店舗がある場合はその前の段階ということになるが・・・)
がネットである以上、全ての広告を検討する上でネットとの関わりを検証する必要性がいつも生じてしまうわけだ。
しかもネットでのサービスや技術は日々進歩している。
この時代の流れをちゃんと把握してクライアントに提案するなんて、考えるだけでもぞっとする作業だよね。
これからの広告マンはもっともっと大変だよなぁ・・・

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ただ、多様化しすぎていて着いていけなくなりそうなときもありますが(笑)